略名
正式名称
内容
CCC
China Compulsory Certification

中国製品安全強制認証制度
中国国内の消費者保護、安全確保、環境保護などを目的として新たに制定された製品の認証制度。日本から中国に輸出される貨物の内、指定製品はこの認証を取得しないと中国税関で輸入が差し止められる。中国における製品(安全・品質)認証制度については、従来、CCEE(電気製品認証制度)とCCIB(輸入商品安全品質許可制度)の二つの制度があり、その二重規制等の問題が指摘され、中国のWTO加盟に伴って、これらの諸問題の改善と国内外製品認証制度の一本化を図るため、新認証制度として、この「CCC」を施行。(実施は、2003年5月から)この制度の対象となる品目は、テレビ、AV機器、冷蔵庫、エアコンなどの電機製品・自動車・機械類など、19種類/132品目。
CSA
Canadian Standards Association

カナダ規格協会
規格開発の分野、製品認証の分野、受託検査の登録の分野、および規格やその他の情報を刊行する分野の指導的な機関。CSAはカナダにおいては工作機械,電気機械,電子機器,医療機器,事務機器など電気品を使用する機器類について、人命および財産の安全を保証することを目的として制定された半官半民の組織。
EN (CE)
European Norm

欧州規格
EC指令を具体的に実施するために、欧州の統一規格としてEN規格が制定される。EC指令には具体的な技術基準を明記しているわけではないため、各指令に整合されている整合規格(Harmonized Standard)に適合することにより、CEマーキングの表示が可能となる。この整合規格は、欧州官報にて公表される。なお、電気分野のEN規格の制定・改廃はCENELEC(European Committee for Electrotechnical Standardization)が担当し、非電気分野のEN規格の制定・改廃はCEN(European Committee for Standardization)が担当。EN規格は、基本的にIEC規格又はISO規格に整合される。
IEC
International Electrotechnical Commission

国際電子技術標準会議
ISOが2度と外れた規格を作らないようにと、ISO電気通信特化部門として近年独立活動している標準化委員会。ここの試案が実質世界標準になることが多い。ほとんどISOの諮問機関もしくは業界オピニオンリーダーである。
ISO
International Organization for Standard

国際標準化機構
規格や標準類は、関係する組織体のレベルにより種々制定されており、それらは、企業レベルで利用される“社内規格”、業界レベルで利用される“団体・工業会規格”、国レベルでの利用を前提に制定される“国家規格”(JIS等)、ヨーロッパなど一定の地域レベルで制定される“地域規格”(CEN等)、国際的な利用を期待して制定される“国際規格”などに分類されている。この中で最高レベルに位置付けられる国際規格を制定する代表的な国際機関の一つ
JIS
Japanese Industrial Standard

日本工業規格
日本工業標準調査会が調査を行い、通産省が認定する。国内のみ通用するが、ISO、ANSIの順に世界権威規格の下位規格の宿命にある。そのため泥縄のように末尾に年号がついた修正事案が多い。JIS規格原案は電子工業振興協会(電子協)という天下り外郭団体に業務委託して作成させるか業界諸団体に丸投げしてそれに権威をつける作業から生み出される。本論でJISと書かれているのは狭義のJIS形式と総称される日本語規則全般の意。 (JIS X201,X208-83,-90,-97,及びそれを受けたISO-2022-JPを指し示す)
PSE
Product Safety, Electrical Appliance & Materials

電気用品安全法
電化製品の安全に関わる技術基準を定めた法律で、2001年4月に施行。適合した製品は、「PSEマーク」を表示する。日本国内では、2001年4月、電気用品安全法の施行以来、これに適合していない製品は販売不可、違反すると「一年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する」(57条)という処分を受ける。
TUV
Technischer Uberwachungs-Verein

技術検査協会
(ドイツ)
電子・電気機器、自動車等の工業製品の安全試験や国際規格の認証などを提供。TUVは1つの組織ではなく、テュフラインランド、テュフズード、テュフノード、テュフザーランドなど、元々、ドイツの地域毎に設けられたボイラーの検査機関である。
UL
Underwriters Laboratories

アメリカ保険業者安全試験所
Underwriters Laboratories 社が定め、同社によって評価される規格である。一般的にはUL-94にて規定される試験片に炎を当て燃焼時間と滴下物の有無を確認する試験法を用い、遅燃性物質は「94HB」、自己消火性物質は程度により「94V-2」「94V-1」「94V-0」「5V」という区分のいずれかに分類される。アメリカ合衆国イリノイ州ノースブルックに本拠を構える非営利機関。材料・装置・部品・道具類などから製品に至るまでの、機能や安全性に関する標準化を目的とした製品安全規格を策定し、同時に評価方法を設定、実際の評価試験を実施する。これら試験に合格したものはUL認証マークの使用が認められる。ULは試験対象となった製品等について、何らかの保証を行なっているわけではない。サンプルを評価し安全規格を満たしたものについて、そのサンプルが製品の形状や構成と相似している場合に限って、合格を示すマークを表示する認可を与えている。ULはマークを発行したリストを管理し提供することで、利用者に材料や製品などの検査履歴を知らしめる役割を果たしている。